A級の学習を通じて取り戻すことができたもの
【合格体験記】
- 貿易実務検定®A級合格
- 森田 琢哉 様(50代・男性)
- 食品商社
学習方法(使用教材や参加した講座、工夫した点など)
テキスト通読による基礎力の涵養と、過去問・公式講座での知識定着
2024年4月に学習を開始し、まずは基礎的な参考書や過去問を使って、C級・B級の学習を進めました。貿易実務に関しては、基礎的な実務事項の確認と学習を行いました。従事している食品貿易では電信送金が主流であり、信用状等には不慣れでしたが、学習を通じて過去から現在に至るまでの変化を把握し、現在の商慣習への理解を深めることができました。
7月以降はC級・B級に合格したため、A級の学習を本格化しました。特に、配点が大きい書類作成や計算問題に重点を置き、実際に手を動かす演習を繰り返しました。その上で、過去問5年分を何度も解き、設問パターンを把握し、知識を定着させました。また、対面講座の貿易実務上級セミナー(№1「輸出入書類作成」)を受講しました。受験生がつまずきやすいポイントに焦点を当てた講義内容で、大変参考になりました。
マーケティングについては、先輩方のアドバイスを受けて、中小企業診断士のテキスト(企業経営理論の一部)を通読し、その後過去問5年分を繰り返し解きました。こちらも、貿易実務上級セミナー(№3「貿易マーケティング」)の受講が得点力向上には欠かせないと感じました。英語については、業務で普段使用しているため特別な学習は行わず、過去問で設問パターンを把握するよう努めました。
学習方法としては、「空き時間を有効活用すること」を心がけました。
日々の通勤電車では大判の参考書を広げるのが難しいため、PDF化してiPadで学習していました。
週末には早朝学習を心がけ、家庭生活との両立を図りました。また、出張が多い仕事のため、新幹線や飛行機での移動時間を活用できたことは幸運でした。
使用教材、参加した講座
- 貿易実務アドバンストマニュアル〈第3版〉
- 貿易実務ハンドブック(アドバンスト版・第6版)
- 貿易実務検定A級本試験問題
- 貿易実務上級セミナー№1「輸出入書類作成」貿易実務検定®A級準拠 一日集中対策講座
- 貿易実務上級セミナー№3「貿易マーケティング」貿易実務検定®A級準拠 一日集中対策講座
資格をどのように活かしたいですか?
現行業務(農畜産物の輸出入)に関し、一層理解が深まり、業務に対する自信がつきました。
また過去の慣例に基づいて行ってきた業務内容も多くありますが、現在それらの見直しを進めています。これらの見直しにより、業務の品質向上とともに、より迅速な対応が可能になると期待しています。
受験を終えて
取り戻した習慣と新たな学び
貿易実務検定の学習を通じて、「勉強する習慣」を取り戻すことができました。仕事以外の時間が一層充実するようになり、大変うれしく思います。
現在は、マーケティングの深堀りを進めています。
まだまだ知らないことが多く、「もっと早く始めていれば」と後悔もありますが、「これからの人生で今が一番若い(のだから遅いことなどない)」と開き直り、前向きに取り組んでいます。
これから勉強・受験される方へのメッセージ
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